ナイフの行方
ないものねだりな恋
長いようで短い日々
長い別れ
流れ星が消えぬ間に
泣きそうなほど不快
泣きたいほどの青
泣き濡れた瞳
なくしたくない時間
なくした後に気付く大切なモノ


なくしたはずの恋
嘆く君の声は
懐かしい人との再会
懐かしい人との再会は波紋を生じ心を乱す
七色に輝く
七色の虹
七色の虹の橋
何も言えずに立ち尽くす
何ものにも代え難い
何よりも君が


「名前を呼んで」
波打ち際のあしあと
波打ち際の恋人達
波打ち際のメッセージ
波が連れ去っていった
涙、涸れ果てても
涙が止まらない
涙でにじむ
涙でにじんだ最後の手紙
涙に隠された真実


涙に隠した君への想い
涙の海に溺れる
涙の海に沈む
涙の理由はひみつ
涙は涸れ果てた
涙は涸れることなく
涙はキスで受け止めて
涙を拭いて
鳴らない電話を抱いて眠る
なんて厄介な想い


「なんでこんなに暑いかな!」

逃げるのならば今のうち。早くしないと、身動きが取れないくらい雁字搦めにしてしまうよ。
虹の下に眠る
滲む飛行機雲
二度と会えない

濡れた黒い瞳

ねぇ、もっと綺麗な言葉をちょうだい

ノイズ混じりの告白
ノイズ混じりの伝言と虚ろな君
逃れられない恋
逃れられぬ快楽
逃れられぬ感情
逃れられぬ現実
逃れられぬ宿命
逃れようと足掻くほど、深みに嵌り動けない
ノクターンが優しく包む
残された痕


残された嘘
残された思い出
残された欠片を集めて
残された恋心
残された声
残されたチャンス
残された謎
残された熱
残されたひとり
残り香に酔わされて


残り少ない日々
残りすべて
「覗き禁止!!」
望まれた明日
望みのない恋
望むモノを掴む為、僕はこの手に決意を握る
望んだはずの未来
望んだ未来
喉を震わす甘い声
伸ばした手を振り払われる覚悟


伸ばしても届かぬほど高く
野薔薇の花冠
のぼせた感情
昇る太陽を追いかけて
「飲まなきゃやってられないよ!」
飲み込んだ嘘
飲み込んだ言葉
飲み込んだ欲望
乗り損ねた波
のんびりお昼寝


のんびりした日々
「のんびりできるのも今日だけ」