大切なのは気持ちでしょ?
太陽に背を向けて
たくさんのイミテーションより、たったひとつのオリジナルを
たくさんの思い出
ただ、好きなだけなのに
漂う雲に手は届かず
たったひとつの真実
たとえ、束の間の夢だとしても
手向けの花を水面に散らす

堕天の光
誰にも解けないパスワード
断罪の夏
誰も知らない、空の果て

近付けない距離
散る華の名前
散る華 降る雪
致死量の愛を飲み干して

追憶
追憶の涙
ついぞ戻らないふたり
束の間のやすらぎ
月影に青い薔薇
月影に照らされた、愁いを帯びた君の素顔
月影のシャワー
月影の薔薇
月影よりも淡く
月が僕を狂わせるんじゃない。この光は隠していた真実を暴いているだけ・・・


月だけが知っている
月なし夜の蛍
月夜に消ゆ
月夜の海
月夜の散歩
月を抱いて眠る夜
月を抱きし聖女
作りかけの砂の城
つくりものの恋
償いの証


拙い愛撫
伝わらない想いの行く先は?
伝わる温度
続きはまた明日
繋いだ手
呟きは溶けて消えた
つま先立ちの恋
つま先の記憶
つまらない言い争い
積み上げられた嘘


罪深き感情
罪深き聖女
爪跡に触れる
「冷たいモノが食べたい…」
強く願うモノほど、手のひらからすり抜けていく
ツライ現実
貫く痛みに打ち震える、赤に染まったやわらかな肢体

帝国の薔薇
天鎖の牙
天鎖の月
天鎖の星
転生の枷

出会えた幸せ

時が経つにつれ思い出は美しく
時の砂浜
特別な日々
特別なモノはなにもいらない
時計の針を逆回し
唱えるだけじゃ叶わない。必要なのは、踏み出す勇気と続ける努力。
隣にいるだけで
隣の温度
捕らえて、囚われて
鳥渡る空


「トンボ捕まえたよ〜」

どうしたら君に届くのだろう
どこか遠くへ行けたなら
どれだけ時間が経とうとも、閉じ込めた想いは風化されることはなく、ただ緩やかに色褪せるだけ